第14回WHO世界禁煙デー記念特別講演会によせて
WHO事務局長 グロ・ハーレム・ブルントラント博士よりのメッセージ
2001年度の国連支援交流協会のメインな活動テーマに「たばこと健康」を選ばれたことを喜ばしく思います。
5月31日にお祝いされる、今年のワールドノータバコデーは、受動喫煙に焦点をあてています。そして、私達は、あなた方がこのテーマを取り上げてくれることにもうれしく思っております。私達、WHOは、たばこの販売や、受動喫煙にさらされることに対して戦おうとするあなた方のファイトを心から真剣にサポートします。
受動喫煙を受ける誰もがマイナーな、そしてメジャーな疾病を引き起こされる危険にさらされています。子ども達は、特にその被害を受け易く、妊娠している女性達もまた同じです。約7億人、世界中の子ども達の殆ど半分が、受動喫煙にさらされています。日本も例外ではありません。高いパーセンテージで、子ども達と女性達が受動喫煙を受けています。その影響の安全なレベルというものはありません。あなた方の健康とその家族の健康を守る最高の方法は、絶対に受動喫煙にさらされないということなのです。
健康を守るために働く者として、政策担当者として、政府として、雇用者として、市民として、親として、人々の健康を守ることは、私達の義務です。受動喫煙から人々を守る最高の方法は、すべての公共の場所で喫煙を禁止し、そして自宅や、閉めきられた場所でたばこを吸わないということを、人々に教育することです。私達は、日本の方々にたばこや、受動喫煙によるダメージを理解し、この健康被害からお互いを守りあいましょうと訴えます。私は、あなた方が開催したワールドノータバコデーの本日のイベントが、健康で安全な世界を創り上げるという、私達が共有するゴールを助けてくれることを望みます。
Dr.グロ・ハーレム・ブルントラント、MD.MPH
WHO(世界保健機関)事務局長