OTCニコチンパッチは卒煙の可能性を本当に二倍に高めるか?
by John R. Polito, April 8, 2002



もし、OTCニコチンパッチに全面的に頼って禁煙しようとした人100人のうちで91人が最初のパッチを張ってから24週間以内に挫折し、喫煙を再開しているとしたら? もし、OTCニコチンパッチに全面的に頼った喫煙者のうち98人か99人が二度目あるいは三度目の禁煙への挑戦後24週間以内に再び喫煙しているとしたら? もし、本当のところ、自分自身の意思だけで喫煙した方がパッチで禁煙するより成功の可能性が高いとしたら? もしパッチを貼って禁煙に成功している数少ないひとがパッチのお陰でなく、パッチを貼っても成功しているのだったら?

OTCニコチンパッチのコマーシャルが、パッチは卒煙の可能性を二倍に高めますと言うのを何度聞いたことがありますか? これは本当なのでしょうか、それとも嘘なのでしょうか? 我々は読んだことやテレビで見たことは自分自身で検証することなしに直ちに全て信じる必要があるのでしょうか? 専門家は言います喫煙は卒煙できない人の半分を殺し、最終的には幸運にも生き残った人たちのすべてを不具にします。人生にとって検証する時間を費やした上で自分の意思決定をするのに十分価値があるのは何でしょう? あなたが時間をかけて下記の研究の全文を読み、ご自分で判断することを期待しています。あなたの命がかかっているかもしれないのです。

卒煙の可能性を二倍に高める? 我々の可能性? 自力で卒煙する可能性はどうなのか、また、製薬会社は一体何を二倍にしているのか? この記事は私が所在を突き止めることができた全てのOTCニコチンパッチの証拠を探求するものである。進める前に私の信念と私の背景を明らかにする必要があると思う。卒煙するための鍵は禁煙挑戦者一人一人がニコチンの真実の力を正しく認識することだというのが私の確信するところだ。ニコチンに対する何年にも渡る依存症からの離脱と回復の原理を正しく理解するための時間を取ることにより、我々一人ひとりは厳しい体験を通じて、ニコチンの真実の力を学ぶことの苦労を近回りすることができるのだ。

自分自身、一日3パック30年間に及ぶニコチン中毒者であったが回復することができて、1999年以来「卒煙したらドットコム」オンラインで禁煙を支援している、また過去二年間サウスキャロライナの2週間禁煙クリニックで教えている。2000年1月にジョエル スピッター氏(シカゴでの30年間の禁煙治療インストラクター)に出会って以来、私の仕事のすべては突然のニコチン絶ち(バプロピオンの助けを借りたり、借りなかったりして)に進化した。「卒煙したらドットコム」開設以来ほぼ三年間仕事に対して十セントたりともお金を受け取ったことは無い、今後命ある限り禁煙とニコチンコントロールに積極的に活動してゆく方法を模索中である。他人をニコチンから解放する手助けへの精神的な毎日の報酬は絶大なものがある。

この記事を読んでいる喫煙者の方がOTCニコチンパッチの背景にある真実への回答を求めるだけでなく、中毒の法則をマスターするために必要な時間を投入してくれることが私の願いです。要約すれば、我々一人ひとりが永久にニコチンから自由であり続けるためには、たった一つの単純な規則があるだけなのです。もう一服をしないこと。

「あなたの」卒煙の可能性を二倍にするという説明

今日は2002年4月8日です。私はいま米国公衆衛生局長の「OTCニコチンパッチは禁煙し卒煙できる可能性をおよそ二倍にすると」述べたサイトを訪問してきました。英国の公衆衛生局がOTCニコチンパッチは人々が「タバコを諦める比率を二倍にするのに効果的な治療である」と主張しているサイトを訪問しました。また私は二つの異なるパッチ生産者のサイトを訪問しました。一社は「卒煙の可能性を二倍にする」と主張しており、他の一社は「成功の可能性を二倍にすることができる」と説明しています。

以下の医学研究や批評ではOTCニコチンパッチは「あなたの」卒煙のチャンスを二倍に「しない」という結論を支持しているのではないのでしょうか? さらに研究は自分の意志で禁煙することはOTCパッチを使って禁煙することと同じように効果的なのだということを支持しているのではないのですか? ヘイズとダビッドソンのOTCパッチ研究は自分の意志での禁煙者はOTCパッチ使用者よりも20%高い可能性を持っているという証拠を提供しているのではないのですか? トネッセン研究はOTCパッチを使って二回目あるいはそれ以上の回数禁煙に挑戦する人…どんな種類の禁煙プログラムも使わず単独で…はほとんどゼロパーセントの成功の可能性だという証拠を提供しているのではないのですか? あなたが判定者です。

反論は歓迎いたします

アメリカ公衆衛生局長、UK公衆衛生局、主要なNGOそしてOTCニコチンパッチを販売している会社に対して公平を期するために私はここで、以下に述べる点と論点に対する反論を私のメールアドレス(john@whyquit.com)宛てに送っていただくよう申し上げる。私は喜んであなた方の反論へのリンクをこの記事の中に入れることにする。私は、あなた方の返事を、OTCニコチンパッチの初めての使用者か二回目以降の使用者に関する有効性の証拠ならどんなものでも結構だが、この点に絞らせた頂きたい、それがこの記事にある唯一の主題なのだから。

自分の意志だけで卒煙するあなたの可能性はどうなのか?

そのガイドラインは18人の専門家による審査団により編集されており、そのうち11人は以前に製薬会社と財政的な関係があったということをガイドラインの付録Cの中で開示している。効果を示す単一の数字を導き、プラシーボまたは管理グループそれぞれの方法の成功率を導くために、審査団は一覧表を使って非常に細かく審査し、分類し、類似した研究を結び付けている。アメリカのガイドラインは提唱され瞬く間に世界標準となり地球上のほとんど全ての政府に、信頼されることになった。以下は、ガイドラインのプラシーボと管理グループの成績表のサマリーである。

アメリカ厚生省 禁煙ガイドライン 2000年6月

Table
Topic
Control
グループ数
グループX率
11
卒煙せよとの医師アドバイス アドバイス無し
9
7.9
71
12
一対一の接触 接触無し
30
10.9
327
13
接触時間計 時間無し
16
11
176
14
セッションの数 使用せず - 0 to 1
43
12.4
-
15
様々なタイプの臨床医 臨床医無し
16
10.2
163
16
様々な数の臨床医 臨床医無し
30
10.8
324
17
フォーマットタイプ フォーマット無し
20
10.8
216
18
フォーマットの数フォーマット無し
20
10.8
216
19
自己ヘルプのタイプ数 自己ヘルプ無し
17
14.3
243
20
カウンセリング・治療のタイプ カウンセル無し
35
11.2
392
24
プラシーボ
7
8.3
58
25
ブプロピオンプラシーボ
2
17.3
34.6
26
ニコチンガム プラシーボ
16
17.1
274
27
ニコチン吸入器 プラシーボ
4
10.5
42
28
ニコチン鼻スプレープラシーボ
3
13.9
41.7
29
ニコチンパッチプラシーボ
28
10
280
30
血圧降下剤(クロニジン)プラシーボ
6
13.9
83.4
31
ノルトルプチリンプラシーボ
3
11.7
35.1
40
OTCニコチンパッチプラシーボ
3
6.7
20.1
TOTALS
210
11.53
2,423

ガイドラインは管理グループまたはプラシーボグループの24週間成功率を表示した19の表を網羅しでいる。総計210の異なるグループをカバーしている。ひとつの研究がひとつ以上の被験者グループを含んでいることもありうる。例えば、1997年のソンデスコフOTCパッチ研究は二つのグループを含んでおり、一グループは14mgのパッチを使用し、もうひとつのグループは21mgパッチを使用した。

19カテゴリー中のグループの数にUSガイドラインの管理グループまたはプラシーボグループの平均成功率をかけ、そしてそれらを合計し(2422.9)それをグループの数(210)で割ると自分自身の意志で卒煙する場合の平均11.53%を得る。これが本当に正しいとすると、自分の意志で禁煙する人の11.53%は24週間時点でも依然としてタバコから解放されている。USガイドラインの平均をもうひとつの方法で計算してみよう。

最初に、プラシーボと自分の意志だけのグループを除いてみよう。同じ計算式を使うが今回は表の24〜40のデーターを除き残った138グループを11〜20のデーターを使って計算すると、被験者の平均は少し落ちて11.26%になる。

おまけとして、一対一の公平な比較になるように自分の意志グループのデーター(表11〜20)を全て除き残っている72グループを、残っている表24〜40だけを使って再計算してみよう。プラシーボの24週間成功率は12.06%で少しだけ高くなる。

このUSガイドラインのデーターを全体としてどう見るかにかかわらず、自分の意志の平均値が11.5%近辺だと言うことは公正なことだろうか? OTCニコチンパッチの効果について述べているUSガイドラインの表40を見る際に、この数字を頭にとどめて置いてください。

OTCパッチの表40は三つの研究グループを見てプラシーボグループはたったの6.7%の24週間禁煙成功率なのに、OTCニコチンパッチを使用した人の11.8%は成功していたと表示しています。二つの疑問が直ぐに頭に浮かびませんか? パッチを売っている人たちは、アメリカ政府のデーターはパッチの11.8%成功率は自分の意志組の11.5%とほとんど同じなのに、テレビで世界中の喫煙者にパッチは卒煙の可能性を二倍に引き上げると言う事ができるのか? 二つ目の疑問、我々は全体の成功率は11.5%近辺であることを知っているのに、なぜOTCパッチ組は24週間時点でたったの6.7%の成功率なのか? 

ここで立ち止まり、なぜFDAは、事実としてプラシーボグループにより表40の示す6.7%の二倍近い成功率が達成されているのに、OTC製薬会社が禁煙挑戦者達に彼らの卒煙可能性を二倍に引き上げるとTVで言うことを許しているのか聞いてみよう? あなたの成功率はプラシーボのニコチンパッチを使った大学の研究の被験者と同じなのだろうか? 製薬会社が公共的にそのような宣言を行う時に、彼らは意図して喫煙者の自然で全く普通の禁煙能力(自分の意志で)をプラシーボのパッチを使用しているOTCパッチ研究の被験者の陰鬱な能力と置き換えてしまうものなのか?

もし上の想像が当たっておりOTCパッチは自分の意志での禁煙に比べて効果が無いのならば…一切の支援を得ることなしに…何百万人もの喫煙者はもっと効果的な禁煙方法を見つけ出すと言う絶好の機会を失ってしまったのだろうか? 平均的な喫煙者は三年に一度禁煙に挑戦するということを思うとプラシーボパッチ成功率と自分の意志による本当の成功率を入れ替えることにより一体何千人の人の命が失われていることだろうか? 研究自体に目を転じてみよう。

OTCパッチと自分の意志による成功率11.5%の比較は?

三つのグループが含まれた二つのOTCパッチ研究が出版されており表40を作るために使われた。三つ目のOTCパッチ研究は1999年11月に出版されたが、2000年6月のガイドライン発行の7ヶ月前で編入するには明らかに遅すぎた。三つのガイドラインOTCパッチ研究とその発見は以下の通り。

禁煙とニコチンパッチ
デンマークニコチンパッチ使用者の無作為トライアル
アメリカ疫学ジャーナル
1997年、145巻、P.309〜318
26週間時点
14mg OTC パッチ 27%
プラシーボ パッチ 23%
26週間時点
21mg OTC パッチ 11%
プラシーボ パッチ 4.2%
禁煙支援としての経皮OTCニコチンパッチの有効性と安全性 家庭医学書庫
17巻、1998年12月 P.569〜574

24週間時点

22mg OTC パッチ 8.2%
プラシーボ パッチ 4.0%
禁煙のためのOTCニコチンパッチ療法 アメリカ公衆衛生ジャーナル 1999年 11月 P.1701〜1707

24週間時点

22mg OTC パッチ 8.7%

プラシーボパッチ 4.3%

小学6年生の算数でも上記三つのパッチ研究(21mg、22mgパッチ)の平均は9.3%だといことが明白であり、それは我々が確立した自分の意志の11.5%成功率より2%も低い。これが真実ならば、世界中の政府は、なぜ自分の意志で止めるよりも効果が少ないと証明された口先だけの禁煙方法を拡販することを手助けしているのか? あなたの政府や非営利官僚たちは怠け者、不正直、賄賂を待っている、居眠り運転をしている、あるいは単に愚かなのでしょうか? もしかして愚かなのは私なのかも! 私がこれらの数字を正しく読んでいないのかも。ではチョットプラシーボパッチの中身を覗いて見ましょう。

プラシーボパッチは本当にプラシボーボだったのか?

直ぐに頭に浮かぶ疑問は、全てのガイドラインのデーターが自分の意志で禁煙した喫煙者の11.5%が24週間経っても禁煙を続けていたのに、21mgと22mgのプラシーボグループが4.0%、4.2%そして4.3%の成功率だったことである。パッチを貼らなかった場合よりも三倍近くもの高率で禁煙に失敗するようにプラシーボを操作することが可能だろうか? 平均(4.2)は当然期待できる数字(11.5%)よりも7.3パーセントも低い。

プラシーボパッチを検討する前に、突然ニコチンを断つ場合の普通の離脱タイミングを見てみよう。人体におけるニコチンの半減期はおよそ2時間であり、72時間以内に生理学的なニコチン離脱症状は、ニコチン断ちをした人の血液中にニコチンが完全に無くなるときに最高になる。突然のニコチン断ち患者は普通たったの72時間で肉低的な離脱症状のピークに達するとともに、平均6回の吸いたいという精神的な願望(発現)の数を実際に体験するとかなりの救いを感じ始めるものである。

最初の72時間の離脱に伴う不安はものすごいものがあるが、もしごく少量のニコチンがプラシーボパッチに加えられていて突然ニコチン断ち被験者の脳のドーパミン回路が血液中のニコチンレベルがゼロという状態にさらされなかったらどうなるのだろう? 代わりに彼らの脳のドーパミン神経伝達物質が72時間を超えてごく微量のニコチンのが到着するのを無理やり感知させられたらどうなるのだろうか? それは離脱症状のピークを変化させるのではないか? 我々は最初にニコチン依存症を発生させるのに必要なニコチンレベルを議論しているのではなく、突然の禁煙者が最初の72時間ないしはその先の期間に感じるであろう離脱症状のピークを変化させる最低量のニコチンのことを言っているのである。

プラシーボを操作することにより離脱症状をわずかに長引かせたり、より強烈にすることができるのではないだろうか? そのような操作は、製品がいかにひどい結果を示そうと、賢い人々によって彼らの製品はいつでもプラシーボより少なくとも二倍は効果的であるということを担保するために利用され得るのではないか? 私は「プラシーボ」というものの定義は「不活性の物質あるいは段取りで実験や試験で薬効のある薬の効果を確かめるために使うもの」であると思ってきたが最早そうではないのか!

上記最初の研究、1997年のソンデスコフ OTC研究、から読んでみると研究はチバガイギー(ハビトロール パッチのメーカー)により資金供与されたことが判る。チバガイギーの四人の従業員は実験に必要な指示を与え、試験用パッチを参加薬局に配り、チバガイギーは最低でも一週間に一度参加薬局とコンタクトし、ニコチンパッチとプラシーボパッチを供給し、その研究は部分的にチバガイギーにより資金援助され(p.317)プラシーボパッチが本当のパッチと同じような色や香りとなるように、未公開の量のニコチンをプラシーボに加えたことを認めている(p.310)

研究は26週間時点では「少量のニコチン即ちプラシーボパッチの禁煙効果に有意差は認められない…略…」と認めている。21mgパッチのグループでは、たったの4.2%の公開しない量のニコチン入りプラシーボパッチの被験者は26週間時点で禁煙を続けているが、USガイドライン平均の数字11.5%と比べて欲しい。

操作されたパッチ組に達成された4.2%という数字は4.3%のヘイズOTCプラシーボと4.0%のOTCダビッドソンプラシーボのおよそ中間にあたる。これは本当に科学なのでしょうか? FDAはどこにいたのでしょうか? 何千もの習慣性が無い着色剤や香料が巷に溢れているのに。実験する物質をプラシーボのマスキング剤として使う科学者が一体この世にいるのでしょうか? プラシーボグループにはどれだけの量のニコチンが投与されたのでしょうか、そして研究の中でどうして正確なニコチンの量が開示されなかったのでしょうか? 何十億ドルというお金と何百万という命が危うくなっています、一体全体同僚科学者の見直し作業はどこにあるのでしょうか?

プラシーボを操作するという慣習はどこまで広まっており、それぞれの研究でどの程度のニコチンが使われたのでしょうか? 私は1999年ヘイズOTC研究でプラシーボグループの24週間成功率はたったの4.3%だと述べた主たる著作者ヘイズ博士にメールを出しました。私はヘイズ博士に彼の研究で使ったプラシーボパッチの残りがあればテストができるのだがと聞きましたが残りは無いということでした。私はさらに、彼の研究のプラシーボパッチはニコチンで味付けされていたかと聞きましたが、そうでは無いと暗に示しました。しかしそういう一方で彼はプラシーボパッチをよこしたアイルランドのエランにコンタクトしたらと薦めてくれました、彼自身(ニコチンが入っていなかったということに)確信が持てなかったのだと感じました。私は直ちにエランにメールを出しましたが返事が来ません。再び言います、これが科学なのでしょうか?

1997年のソンデスコフのOTCパッチ研究だけが、プラシーボパッチ使用者がニコチンの全く無い血液を脳に供給することを決して許されなかったというわけではない。キャンベルとプレスコットの「病院の研究に参加している患者への皮膚経由のニコチンと支援」と題した論文が1996年呼吸器科90巻、ページ47〜51にある。48ページには「プラシーボグループの患者は非常に低いレベルのニコチン(本物パッチの13%)を皮膚から受けたが、普通は何らかの結果を生むとは考えられない低濃度である」普通は考えられない? 誰が考えられないのか、また出版した研究の責任はどうなるのだ? 

アフルワリア、マクナグニー、クラークが1998年に出版した内科ジャーナル「経皮ニコチンパッチを使ったスラム街のアフリカ系アメリカ人禁煙治療」と題する研究、13巻の2ページには「プラシーボパッチは薬理学的に無意味な量のニコチンを本物の香りを模倣するために含み、24時間に1mg以下のニコチンを供給した」とある。パッチユーザーの何人がクリーンニコチンはどのような臭いがするのか知っているのだろうか、またプラシーボパッチの被験者が活性パッチの方の被験者がパッチの臭いをどのように感じているのかを知るというのだろう? 全くナンセンスだ。

製薬会社が彼らの不明瞭なプラシーボの成功率に基づき、客観的な成功率基準(があるのにかかわらず)に準拠しないで製品を販売することを許しているということは、大衆を命にかかわる健康問題で騙しているばかりではなく結果として利害関係のある人によりプラシーボが操作されていると言うことを奨励しているのである。本当のプラシーボと操作されたプラシーボ両者の成功率の違いについての研究はどこにあるのか? そのステップはすっぽかしたのか?
これでは嗅覚テストを通らない?

OTCパッチ研究は初期のパッチ研究よりも信頼性が高いのか?

三つのOTCパッチ研究は、実に初めて世界中の人に裸の王様が何を着ているかを示した。ヘイ、ダビッドソン、ソンデスコフの研究は、ニコチンパッチが以前に獲得した評判を支えた、医科大学や、研究の蓄積、一対一の教育、スキル開発の訓練、カウンセリング、電話によるフォロー、研究支援、経費の払い戻し、マイレージ償還、任命されるという期待、日誌や記録保存、身体検査またその他あらゆる動機付けのための資源を剥ぎ取ることにより、現実社会での禁煙環境を模倣したのである。

「手にとって使えばよい」という研究は1997年のソンデスコフ研究の14mgパッチに対する期待もあり、ニコチンパッチを一人立ちさせただけでなく成功率は驚くほど一貫したものである。多くの初期パッチ研究は研究段取りや教育の要素により過大に膨らまされているが、USガイドラインの5と6(教育、カウンセリング、支援)が良き評判の大半に寄与しているのである。、

製薬会社がOTCパッチの大量販売による膨大な利益を夢見るようになり、FDAがOTC研究に関与するようになるまでは、我々一人一人は現実に何が起こっているのかを見ないという、いい訳がなりたった。もはやそうは行かない! ニコチンパッチという車をガレージにバックさせている間、我々は前を見て、最初から、パッチの有効性のどれだけの部分がその他の要素によるのかということを洞察するる機会を与えられない。

エランとハビトロールがOTCにすることを決定し、FDAがOTC販売形態を事前承認するように要請した時点で結果を握りつぶしたり隠したりすることは時すでに遅しであった。そうする代わりに、我々一人一人が、ニコチンパッチをカウンセリングや、患者へのコンタクト、電話によるフォロー、教育、動機付け、スキル開発、その他の資源を利用して、24週間時点、22〜25%の成功率を達成していたまさにそのとき、結果を受け入れるように条件つけられていた「成功率を二倍に高める」という議論へ戻ることになった。

平均でたった9.3%の成功率の21と22mgのOTCニコチンパッチは自分の意志で禁煙の11.5%よりも効果が低いのではありませんか? もしそうならば、この事実を誰が知っていたのか、またタバコが年間400万人のペースで人を殺し続けているのに彼らは沈黙を守っているのか? 二倍に高めるだって? 利益と言うのは本当に人の命より大切なのでしょうか? 一体全体どうして我々はこういう事態を許しているのでしょうか? 議論を終える前にもうひとつの要素を投げ込むことにいたしましょう。

OTCパッチは二度目のパッチ使用者に対してどれほど有効か?

私が訪れた、政府、非営利団体または製薬会社のウエッブサイトは、ひとつとして二度目のパッチによる禁煙挑戦時の成功率やハンディーについて知らせていない。その代わりに彼らは以前のニコチン置換療法やパッチによる禁煙挑戦回数にかかわりなく、訪問者の喉にパッチやガムを押し込み続けている。今年もまた400万人のタバコによる死者が出るということを心してください! これからの365日で命を奪われる人の中で何千何万の人がは少なくとも二回真剣にニコチン置換療法を試みるだろうということに喜んで賭けましょう。もしパッチの効果が二回目とそれ以降の挑戦で大きく低下し、我々はその事実を知っているのだったら、ニコチン置換療法を提唱している組織は「成功率を二倍にする」という終わることの無い宣言に絶大の信頼を置いている人たちに、この単純な真実を開示する義務があるのではないでしょうか?

トネッセン他の1993年「禁煙治療におけるニコチンパッチの繰り返し使用」と題する中毒誌、ページ533〜539である。この初期パッチ研究は12%のプラシーボグループが26週間禁煙したという点で我々の自分の意志禁煙11.5%というUSガイドラインを裏付けているだけでなく、パッチの繰り返し使用、即ち二回目の使用に関して警戒すべき要素を提示している。トネッセン研究が見極めようとして要素のひとつは一年前にパッチ研究で禁煙をし挫折した患者が二回目のパッチを使用した禁煙でどのような成績を収めるかというものである。研究のサマリー(抄訳)が言うように「ニコチンパッチグループの被験者全てが喫煙を再開した。」彼らの全てである、100%。

大規模な禁煙希望集団が二回目以降のニコチン置換療法で成功することは無い、これは1993年のトネッセンの繰り返し使用研究で明らかだが、ということが事実ならば製薬会社がその事実に口をつぐんで
いたいのかは(利益)理解できる、しかし、ACS,ALA,ATS,AHA,RWJF,AMA,ALF,ASH,Truth,NHS,CDC,NIH,DHHS,そしてFDAのような主要な非営利団体や政府機関が、直ちに追加研究を実施したり、喫煙者に適切な警告を発するように要求しないのはなぜか? なぜなのか? 見せかけか、命を救うためなのか?

我々は11.5%のニコチンからの解放の可能性や、6.7%の可能性、いや4.2%の可能性を論じているのではないことを肝に銘じてください。我々は禁煙を試みる人々の大きな集団から成功への希望をほとんど完全に奪う、ゼロパーセントの可能性と失われた好機を、かもしれないことを大衆に対して推薦している組織のことを論じているのです! 我々は後日沢山の家族が「何故だ」と問い始めた時に、責任のなすりあい、非難合戦、それとも読むことができなかったフリをするのでしょうか、あるいは、いま真剣に大虐殺を減らすために我々の持てる力でできることを全て実行することでしょうか?

証明されている代替案

これらの論点を長いこと私が調査してきたのは何かおかしなことが起こっているからという理由ではなくて、ニコチン置換療法を売ることが禁煙志願者に世界中の地域の質の高いクリニックでの禁煙プログラムは25〜40%の24週間成功率を収めているし、「最良のプログラムの中のベスト」は24週間成功率が50%を超えているということを伝えることを怠っているためです。ジョエル スピッザのシカゴ突然ニコチン断ち二週間コースでは一年間の成功率がコンスタントに52%近くを収めているし、日本の大林プログラムは58%の一年間禁煙率を達成したのですが、これらの偉大な禁煙プログラムは決してOTCニコチンパッチというカタチ徐々にニコチンを減らしてゆき24週間9.3%の成功率を売る人たちには省みられることは無いのです。

私は公衆衛生機関の官僚たちは、ニコチン製品の箱の魔法の力を信じてそれを彼らの部屋の外に置いておきたい、基本的に怠け者な人種だと思い始めています。私は人々を類型化したり悪口をいうのは良くないことは知っています、しかし私は自分の回りの現実を映しだす意見を持ったオープンマインドな人間です。公衆衛生の専門家達が最高の品質の禁煙教育、動機付け、スキル開発、カウンセリングそして可能な支援プログラムを紹介して喫煙者が自由の身になるために、塹壕に下りて自らの手を汚しさえすれば、私の意見は変わることでしょう。

喫煙者で満杯になった部屋に入って行き、彼らに自由と健康そして寿命を取り戻すための手助けをプレゼンすることは、やりがいのある仕事です。40〜50%の24週間成功率をコンスタントに収める高品質なプログラムを研究し、さらに洗練させ彼らの実情に合うように改善し、大規模に実施してゆく代わりにニコチン置換療法を命にかかわる方法として信じ込んでいるのです!これらの組織にとって結果を生み出すお金を使う時です。

我々は喫煙者が真剣に禁煙を考えるまで三年間待つ必要はありません、彼らをその状態に明日連れて行けばよいのです。彼らの成功への期待を膨らませるための道具を今持っているのに、彼らの禁煙動機が熟するのを待つ必要はありません! 卒煙を恐らく可能にする方法を知っているのに、彼らの夢を90%失敗することが確定済みの方法に縛り付ける必要はありません! もしあなたがニコチン依存者が自由になることを手助けする方法を見出すことを担当している政府または非営利組織の人だったら、あなたが十数人の喫煙者を集め、部屋に入れて、ドアーを閉めて、何が効果的で何が効果的でないかを見つける旅を始めてくれることを勧めます。

今日までのまた今後現われるであろう魔法のタマや即効策の基本的な欠陥は、何も教えないということです! 私は、ニコチンを「薬」と言い換え、ニコチンを処方することを「治療」と再定義した人々の多くはアルコールやコカインやヘロインについても同じことを喜んですることだろうと怖れるものです。何よりもまず、薬物依存というものは強烈で長期に渡り強制され、丁度母親を愛するように奥深く理屈ぬきで心の中に定着するものなのです。我々はそれを中毒患者の思考と呼びます! もし我々が母親の死を容易に乗り越えられる錠剤か製品を開発したら、中毒者のドーパミンを操作する薬物と結びついている何百万もの思い出に対しても同じことができることでしょう。それまでは袖をたくし上げて彼ら一人ひとりが自分の依存症が定着している基礎部分についての理解をもつように手助けし働きましょう。

私ジョン R ポリトはここに書いてあることに100%一人で責任を持ちインターネットでの出版に責任を負うものである。2002年4月8日にここに掲示するまでは他のなん人にも見直されなかったし、誰も内容に対してインプットをしていない。これはタバコからの自由やジョエルの図書館とは卒煙したらドットコムにリンクとホスティングサービスを共有する以外には関係が無い。ニコチンの提言や販売をしている人でこの究明記事に腹を立てた人に対して、私の連絡先は以下のとおり。


大きく息をして、硬く抱きしめ、長生きしてください!
John R. Polito
 
禁煙インストラクター
709 Black Oak Blvd.
Summerville, SC 29485
john@whyquit.com
Revised - 05/15/2002



ジョンのニコチン置換療法への考察 リンク

ニコチン置換療法は喫煙者にとって最後のベストの望みか 2000年11月14日

「現実社会」でのニコチンパッチとガムの成功率 2002年6月30日


参照リンク:

1. USガイドライン全文版 2000年, June 2000 - http://www.surgeongeneral.gov/tobacco/

2. トネッセン 1993年 パッチによる再度挑戦 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=8485431&dopt=Abstract

3. ソンデルスコフ 1997年 OTCパッチ研究 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=9054234&dopt=Abstract

4. ダビッドソン 1998年 OTCパッチ研究 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=9821833&dopt=Abstract

5. ヘイズ 1999年 OTCパッチ研究 http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=10553392&dopt=Abstract

6. キャンベル 1996年 「プラシーボグループは極少ないニコチンを経皮摂取した(本物のの13%)その量は結果を左右するとは普通考えられない少ない量」 -" http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=8857326&dopt=Abstract

7. アフルアリア 「スラム街のアフリカ系アメリカ人の経皮禁煙治療」 1998年内科ジャーナル 13巻 ページ2 「プラシーボパッチは薬理学的に無意味な量のニコチンを本物の香りを模倣するために含み、24時間に1mg以下のニコチンを供給した」とある  http://www.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/query.fcgi?cmd=Retrieve&db=PubMed&list_uids=11897179&dopt=Abstract


筆者コメント
フリーダムフロムタバコ(オンラインMSN禁煙支援フォーラム)関係者のジョエル スピッザ、ジョアンヌ ディエヒ、リンダ シュワルツとその他の人々と、ジョエルのライブラリー、卒煙したらドットコム(三つのフォーラムのホスティングサイト)は上記の意見はジョン ポリトのものであり、彼らは裏書や、採用をしていない。別に名前を書いた場合を除いてかかわりが無いことを明確に読者に要請している。



この記事の主題に関する活動の時系列


March 21, 2002 - 米国公衆衛生局長のウエッブサイトにあるメールアドレスに基づきUSDHHSガイドラインのパネルメンバー全員のアドレスにe メールを出し本論文の懸念について説明する。

March 21, 2002 - 米国公衆衛生局長ウエッブサイトにあるアドレスに「禁煙サポートガイドラインにメールを出す。

March 22, 2002 - UKガーディアン紙の科学セクションでディベートが開始された。
March 25, 2002 - FDAに対して上記の懸念事項をメールで説明

April 1, 2002 - FDAから手紙とメール、提供された情報を調査中で「判明事項の詳細」が完成しだいお知らせする。


April 10, 2002 - USガイドラインパネルの専門家で「1998年公衆衛生局長:のニコチン中毒」の編集者、ハリー A ランド博士回答のメールでお申し出の件は公開で討論すると言ってくる。

April 10, 2002 - 上記記事へのリンクがASH UK's フォーラムに掲載される。

April 26, 2002 - 四番目のOTC研究(パッチとガム)が中毒97巻505ページに出版される。タイトル「現実社会での処方箋とOTCのニコチン置換療法の有効性」私は研究抄訳(サマリー)の引用しか検証することができなかったが26週間の事実に基づいた発見を提供していた。
May 8, 2002 - TFDAが回答の手紙をよこすが、本質的なコメントは「歴史的な成功率は、今日の喫煙者や最近時の管理された禁煙クリニックの参加者とは違う母集団を反映しているかもしれない。」ということだった。手紙はなぜ喫煙者の止めようという自然の能力が最初のパッチ研究が発行された1997年から268%(24週間時点で11%から4.1%へ)も低下したかを説明しようとはしていなかったし、最近時四回の研究の被験者の禁煙動機が前の研究の被験者よりも低いということを説明していなかった。手紙は1993年のトネッセンのパッチによる再度の挑戦研究に言及していなかったし、プラシーボパッチが明らかにニコチンを加えられていた事実も述べていなかった。FDAの手紙はリー レムレイ、FDAポリシー分析者により準備されており、彼のメールアドレスは以下の通り。
   LemleyL@cder.fda.gov

May 11, 2002 - 5月8日付けFDAの手紙を5月8日に受け取って数時間後にずっと主張してきた三点(1.置換療法会社にあなたの成功率を定義することを許していること 2.なんら出版された研究の裏づけなしにニコチンを操作していること 3.トネッセンの二回目以降の禁煙挑戦研究の追加研究がないこと)を再度提起してメールで回答を出した。さらに私は以下のことを聞いた、2000年に自分で発行したガイドラインの被験者成功率の数字をもはやFDA自身信じていないことは明白だから、いまのスタンスとしては自発的なニコチン断ちの挑戦者は24週間時点でたったの4%、4.1%あるいは4.3%という成功率しか達成できないということなのか、もしそうでないのならば禁煙者の自然な自発的な24週間成功率はいかほどなのか? 私はFDAに対して、突然のニコチン断ち挑戦者とプラシーボという形でニコチンを供給され続けた人との成功率の違いを調べた研究と1993年のトネッセンのパッチを使った再度の挑戦の研究についてのフォロー研究を教えてくれるよう依頼した。


May 11, 2002 - クリーブ バテス氏により率いられるASH UK、もっとも雄弁なニコチン置換療法の支援者なのだが、4月10日開かれたディベートのスレッドを削除し、ベーツ氏は「支援なしの禁煙率はおよそ3%であり、置換療法はそれを二倍の6%にする」と述べたスレッドに掲載した。私はバテス氏は以前の非公開の一年間OTCニコチン置換療法の内部情報を引用したものだと思う。. 

もし正しいとすれば、操作されたプラシーボの疑念や一年間成功率3%への質問は晴れないし、トネッセンの再度の挑戦研究を追加研究によりフォローするか、OTCニコチン置換療法をやっている人に劇的に下がってしまった成功率を警告することをニコチン置換産業が全くやっていないということに言及していない。ベーツ氏の数字は、100人の挑戦者の中で3名が成功する(6%のパッチグループから3%のパッチなしで成功したであろう人を引いた数)と言う利益を得るということを明らかにした点でNRT置換療法にむき出しの光を当てた。もしこれが真実ならば世界中の医療分野の指導者達は使う人の97%にはなんら長期的な利益をもたらさない製品を推薦し続けるのだろうか? ニコチン置換療法は禁煙を支援するため割り当てられた非常に限られた財源の効果的な使い道なのだろうか?




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翻訳:西田季彦