タバコってどうなってるの?
下の図はタバコを簡単に表したものだよ。
もし、タバコを吸う先生がいたらこのページを見せてあげてください。
まず、火の着いている方から説明しよう。
タバコの先から昇っている煙が「副流煙(ふくりゅうえん)」と呼ばれている。
この煙はアルカリ性でアンモニアなども含まれ、刺激臭(しげきしゅう)を伴う。
赤く火が着いているところを燃焼円錐と言って、ここの温度が600℃〜900℃
どうしてこれだけ差があるかというと、喫煙者が吸い込んでいる時は外からの酸素が
燃焼円錐に多く加えられ赤く激しく燃焼するため、900℃程度まで上昇します。
吸われていない時は600℃前後です。
そして、喫煙者に対しては、燃焼されて発生する煙がタバコの中を通り、フィルターを通って
喫煙者の身体の中に吸い込まれていきます。
この煙を「主流煙(しゅりゅうえん)」と呼んでいます。
この煙はタバコ葉が燃焼する時の温度の差やフィルターなどを通ってくるため、
副流煙とはだいぶ性質が異なります。
一番違うことは主流煙は酸性になっています。その為、副流煙と比べて刺激がすくなくなっているのです。
下の表は煙に含まれる主な有害成分量を比べたものです。
※:ミリグラムは1グラム(1円玉の重さ)の1000分の一です。
|
単位:ミリグラム |
|||
| 主流煙 | 副流煙 | ||
| ニコチン | 0.46 | 1.27 | 2.8倍 |
| タール | 10.2 | 34.5 | 3.5倍 |
| ベンツピレン |
3.5 100000 |
13.5 100000 |
3.9倍 |
| CO(一酸化炭素) | 31.4 | 148 | 4.7倍 |
| 窒素酸化物(NOx) | 0.014 | 0.051 | 3.6倍 |
| アンモニア | 0.16 | 7.4 | 46倍 |
米国厚生・教育・福祉省、1975 ※1
上の表を見てわかる様に、吸っている人が吸い込んでいる煙よりタバコの先から
立ち昇る煙の方がはるかに有害だってことがわかるよね・・・
特にアンモニアに関しては50倍近く差がある。
目が痛くなったり喉に刺激を感じるのは主にこのアンモニアのせいなんだ。
また、ここにベンツピレンという物質が書いてあるけど、これは非常に発ガン性の高い物質です。
これによりタバコを吸わなくても回りに吸う人がいれば、自分の意志に関係なく健康に
悪影響を及ぼされてしまう可能性があるということになります。
タバコの中に入っている主成分に関しては現在のところ何も公開されていません。
タバコの箱に書いてある「ニコチン○mg、タール○mg」というのは
機械に一定の吸い方で吸わせた場合の実験での値であり、実際に1本のタバコに含まれている
(1分ごとに一服、一服につき2秒)
量ではありません。(実際には数倍〜十倍以上含まれている)
軽いタバコであっても健康に害が無いということはありません。
むしろ、深く吸い込んだりする為に害が大きいとも言われています。
また、アメリカのタバコ会社の元研究員や元役員などの証言により様々
な※添加物(てんかぶつ)が混ぜられていることもわかっています。
ポイント!
主流煙より副流煙の方が毒性が強い!
主流煙は酸性に対し、副流煙はアルカリ性の為粘膜に対する刺激が強い。
つまり、吸われている煙より、
タバコの先から立ち昇る煙の方が危険!!
と言うことです。
その他、喫煙者が口から吐き出す煙を吐出煙(としゅつえん)と呼び
吐出煙と副流煙を合わせたものを「環境(かんきょう)タバコ煙」
(ETS) と呼びます
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ここには書いておらんが、タバコ会社によっては添加物(てんかぶつ)といって色々な薬品を混ぜることがあるんじゃ。その中には発ガン性のあるもの含まれている場合があるんじゃぞ。 この様な添加物についてはタバコの箱には何も書いておらんのじゃ。 書いてあるのは「ニコチン」と「タール」だけじゃしのう・・・・ そういえば、今は含まれていいないそうじゃが、かつてアメリカのタバコには味をまろやかにするためネズミを殺す為の薬(殺鼠剤:さっそざい)が混ぜられていたこもわかっておる。 また、少ないニコチンでも体に吸収されやすいようにタバコの中にアンモニアを混ぜていたこともアメリカのタバコ会社の元役員の証言により明らかになっておる。 |
-- 補足 --
フィルター部に開けらいる小さな穴は低タール・ニコチンタバコに設けられているものです。
タバコをくわえて吸った時に、この穴から外の空気が入り、煙の濃さを薄めることで
身体の中に入るニコチンやタールの量を減らそうというものです。
しかし、実際には指や唇でふさいでしまいその効果が無くなってしまったり
薄くなった分、タバコを吸う本数が増えたり、いままでより深く吸う様になってしまい
低タール・低ニコチンのタバコを吸う意味が無くなってしまったり
むしろ普通のタバコより多くのニコチンやタールを身体に取り入れてしまっているのが実情です。
※添加物(てんかぶつ):色々な薬品などを混ぜること。
かつてアメリカの大手タバコメーカーのタバコには「クマリン」と呼ばれる薬が
混ぜられていました。(ネズミを殺す薬として用いられている)